学校法人 美専学園 北海道医薬専門学校

診療放射線学科(診療放射線技師専攻)

3年間の計画的なカリキュラムで着実な国家資格取得を目指す

担任のきめ細かいサポートで基礎から学び、充実の医療施設の中で国家資格の全員合格を目指します。

診療放射線学科(診療放射線技師専攻)

診療放射線学科の特徴

  1. 教員全員がプロの視点。プロの経験がプロを育てる。

    本校の教員は全員が5年以上の現場経験者。実務を知るからこその知識とスキルを、授業や実習指導、就職指導に盛り込みます。医療の最前線で培った経験が学びを深めます。

  2. 全方位オーダーメイドの指導。きめ細やかな成長サポート。

    担任制だからこそ、教員が全ての科目をバランスよく把握し、一人ひとりの成長や小さな変化にも気づきながら適切なアドバイスを行います。勉強のことだけでなく、適性を見極めた就職サポートも充実。

  3. 仲間と心を繋ぐ環境が、国試合格の秘訣。

    クラス制だから、クラスメイトのとすべての授業を共に受けます。また学校行事を一緒に作り上げる中で、自然と強い絆が生まれ、団結力や支え合う姿勢が培われます。一人では難しい国家試験もこの環境がたぐり寄せてくれます、

  4. 3年制で学費と時間を軽減。就職or大学編入、選べる未来。

    3年制ならではの学費負担の軽減に加え、卒業後は医療機関での活躍を目指す就職か、学問を深める大学編入か、自分に合った道を選べます。短い時間を効率的に使い、未来を広げるチャンスが広がります。

取得を目指す資格/称号
  • 診療放射線技師
  • 第1種放射線取扱主任者

目指せる資格一覧へ

卒業後の進路・目指す職業
  • 診療放射線技師

就職実績一覧へ

国家試験対策

「診療放射線技師国家資格」の全員合格を目指し、教員をはじめ講師陣が全力でバックアップします。
また、医療技術の進歩に対応できるよう、さらに学びを続けていこうとする意欲や姿勢も育んでいきます。

  1. 担任制だからこその個別指導

    教務室には経験豊富な教員が常駐し、授業の合間や放課後も積極的に個別指導を実施。

  2. 基礎からの学びを徹底サポート

    数学や物理は基礎から学び、知識をしっかり定着。文系出身や既卒の入学生も安心のサポート体制です。

  3. クラス担任+教科担任の強力タッグ

    クラス担任と教科担当が連携し、苦手を早期克服。モチベーションの向上や成長をサポートします。

数字で見る診療放射線学科

  • 就職率

    100%

    ※2024年3月卒業生

  • 国家試験合格率

    75.8%

    ※2024年3月卒業生

  • 男女比

    男性5:5女性

    ※2024年4月在校生

診療放射線学科(診療放射線技師専攻)の主な授業

X線画像技術学実習Ⅰ・Ⅱ

一般撮影、造影検査、X 線CT検査について総括的に理解を深め、診療画像機器学や基礎医学分野との知識を統合して学びます。

画像工学Ⅱ(講義)

基礎であるフーリエ変換を中心に実際の画像処理効果を学びます。

北海道大学アイソトープ総合センターでの特別授業

放射線利用や安全管理について実践的に学びます。

授業カリキュラム

時間割例

曜日 曜日 曜日 曜日 曜日
1限目
9:0010:30
生理学 情報処理学 保健理論 数学 放射線生物学
2限目
10:4012:10
解剖学 衛生学及び公衆衛生学 生物学 医学概論
昼休み12:10~13:10
3限目
13:1014:40
生物学及び生化学 化学 医用工学Ⅰ X線画像技術学 放射線概論
4限目
14:5016:20
英語Ⅰ X線解剖学Ⅰ 診療画像機器学Ⅰ 心理学

3年間の学び

1年

専門分野に必要な基本能力を育成

  • 基礎分野
    [科学的思想の基盤]数学、物理学、化学、生物学
    [人間と生活、社会の理解]心理学、医学英語、保健理論
  • 専門基礎分野
    [人体の構造や機能や病気の成り立ちや回復]解剖学、病理学、X線解剖学、臨床医学概論
  • 専門分野
    X線画像技術学、診療画像機器学、画像工学
2年

基礎的知識と専門的知識・技能の習得

  • 専門基礎分野
    臨床薬理学、放射線看護学、病態制御学、放射化学、放射線計測学実験
  • 専門分野
    磁気共鳴断層画像技術学、診療画像機器学実験、臨床画像学、核医学概論、放射線安全管理学
3年

診療放射線技師として協力・協調する姿勢と自ら課題を発見し問題を解決する能力の育成

  • 専門基礎分野
    X線画像技術学演習、X線CT画像技術学、核医学検査技術学演習、放射線治療技術学演習、放射線安全管理学実験
  • 専門分野
    X線単純撮影、造影検査、MRIによる検査、超音波検査、核医学検査装置の取り扱いと点検・保守管理

実習

1日の実習の流れ

撮影業務の
見学

8:30

実際に撮影した画像を見ることで、機械の操作方法や解剖の知識などが身につきます。

患者さまの
介助

10:40

診療放射線技師の方が、患者さまの状態や体調合わせてどのように接しているかを学びます。

検査機器の
操作

13:00

病院に導入されている機器の操作方法を学ぶことにより、卒業後のイメージができます。

実習レポートの
記入

16:00

実習中に質問した内容や機器の操作方法、教科書で事前に調べた内容と実際の検査で気づいたことなどをまとめます。

実習修了

16:30

臨床実習

実習のポイント

全道・東北各地で実習を行うことができます。地元の病院やクリニックが実習先のため、安心した環境で実習に臨むことができます。

実習レポートはこちら

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主な実習先

  • 旭川医科大学病院
  • 北海道消化器科病院
  • 札幌東徳洲会病院
  • 整形外科北新病院
  • 釧路考仁会記念病院
  • 製鉄記念室蘭病院
  • 函館五稜郭病院
  • 秋田大学医学部附属病院
  • 秋田県立中部病院
  • 気仙沼市立病院
  • 八戸市立市民病院
  • 八戸西病院

実習報告会

実習で経験したことや学んだこと、失敗したことなども含め、クラスメイトや1年生に向けて報告を行います。色々な病院でのさまざまな経験や視点・考え方が新たな気づきにつながります。

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在校生インタビュー

飛彈野 留依さん

診療放射線学科 診療放射線技師専攻/旭川永嶺高校出身

同じ目標を持った仲間と切磋琢磨しながら、充実した学校生活を送っています。

入学して感じる医薬のいいところは?

もともと大学を目指していましたが、学費や立地、そしてクラス担任制に魅力を感じ、医薬に決めました。大学と異なり、時間割が決まっていて単位を落とすことが少ないため、安心して学べます。すべての授業をクラスメイトと受けるため友達が作りやすく、学習面でも支え合えます。また、行事を通して団結力が高まるため、毎日楽しく学校生活を送っています。

 

将来はどのように活躍したいですか?

患者さまを安心させられる技師になりたいです。そのために、一つ一つの授業を理解し、深い専門知識を身につけ、患者さまに対してわかりやすく説明できる自信をつけたいと思っています。また、日常的に話し方や相手への気遣いなども意識しています。